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22年度国際交流ボランティア講座


*22年度国際交流ボランティア講座*(報告)
日時 2011年2月19日〜3月5日までの土曜日(3回)
場所 目黒区国際交流協会(上目黒2-19-15目黒区総合庁舎別館5階) MIFA国際交流スペース
講座内容 第1回 2011年2月19日(土)
テーマ:「世界の常識・日本の常識」
 参加者数:47人

★第2回 2011年2月26日(土)

テーマ:外国籍住民によるパネルディスカッション
 参加者数:41人
コーディネーター 増田貴之氏
パネリスト(4名) Juliarni, Ms. ジュリアルニ (インドネシア)
Ali Zaidi, Mr. アリ・ザイディ  (パキスタン 東京医科歯科大学)
周 子静, Ms. シュウ・シセイ  (中国)  
Nguyen Huu Quy, Mr. グェン・クイ・フー(ベトナム 東京工業大学)



ディスカッション内容
(ジュリアルニ) 1992年に来日、東北大学で博士課程を修了し97年に帰国、2008年に再来日、現在目黒区在住。
日本についての感想:とても仕事熱心で、時間を守るので感心した。インドネシア人はのんびりしている。日本では無縁社会が深刻化しているが、同じアジアの国なのに残念だ。自殺は痛ましいこと。何とか解決しなければならない。神様、宗教に拠りどころがあれば強くなれるのではないか。
仙台は第2のふるさと、75歳になる日本のお母さんが晩ごはんを作ってくれたり、いけ花を教えてくれたりと、娘のように接してくれた。
日本は安全で、清潔、交通機関が整備されている、バイオテクノロジーが最先端。しかし、友だちづくりは上手ではないかも。はっきりと言わない性格が影響しているのか。
(アリ・ザイディ) 東京医科歯科大学在籍、4月に博士課程3年生になる。パキスタンでは心臓内科が専門だったが、東京では生命情報と遺伝子研究をしている。
多くの留学生が、日本の歴史も文化の知識をほぼ持たずに来日する。自分の場合、アメリカ留学のときは自分で資料を探すことができたし、ヨーロッパに行く際も大学で勉強ができた。日本のことは来日してから少しずつ、人と交流しながら知ることができた。
留学生は日本の文化歴史に触れる機会が少ない。MIFAでは参加するだけでなくボランティアもしているが、良いシステムを作ることに協力したい。日本語習得もも日本社会に入るためには重要だ。
留学生会館を出てからは日本人2人とルームシェアしているが、日本社会を知る良い経験となっている。近所に小石川植物園があるが、中学・高校生が集団で清掃活動を行っているが、他の国では見られない光景だ。日本人はグループの文化だと思う。
昨年7月にMIFAで日本食の素晴らしさについて発表したが、日本の観光資源としてもっと宣伝したらいい。イスラム教徒は食事制限が多いが、日本食は受け入れられる。納豆、ゆば、そば、大豆、漬物はとても体に良い。南アジアには食材があっても作り方が違う。私の関係するパキスタンの大学の食堂で味噌汁を導入したところとても好評だった。もちろん塩分の過剰摂取がないようデータ管理は必要だが。
MIFAで茶道を体験して日本の企業文化に合い通じるものがあるのではと思った。どちらも丁寧な言葉を使い、礼儀作法などそっくりではないか。
(シュウ・シセイ) 香港出身で大学は北京。過去に早稲田大学に交換留学生として1年間在籍した。今回は日本の会社から内定をもらい、2009年10月から日本で仕事をしている。来日以来、広島、長崎、名古屋にも行きたくさんの日本人と知り合った。
日本の良さは四季があること。現在は仕事が忙しすぎて友達をつくる時間すらない。ワークライフバランスがとれていないと感じる。日本の会社は個人より組織を優先すると思う。
日本は住みやすい場所かと問われればイエスと言える。インフラ、保険制度、環境面において香港より良い。しかし mentally にはノーと言いたい。仕事が忙しすぎる。このような環境に慣れていない外国人には大変だ。
日本人は”外国人は外人”と考えている。コミュニケーションギャップを感じる時がある。日本人はランチを一緒食べに行きたいと思っていても、もしかして相手はまだ仕事を続けたいかもと考えて、誘わないのではないか。
MIFAの日本語会話サロンに参加しているが、日本語を勉強する以外に、日本人と友人感覚で話ができる場所だ。私のことを中国の周さんではなく、個人の周さんと認めてくれた。
MIFAは日本人にとっても大切な場所なのでは。MIFAのなかでは仲良くなれる。このようなコミュニティがもっとできると良い。
(グエン・クイフー) ベトナムで高校を卒業後、来日、現在東京工業大学・経営システム工学科4年生。4月からは社会人になる。
大学入学前に盛岡市で2年間を過ごした。来日は4月初旬だったが、雪が多い年だったらしくとても驚いた。アルバイトすると夜中の帰宅になるが、とても楽しかった。東工大を受験し合格した時はとても嬉しかった。
日本では3年から就活が始まるが、ベトナムにはそのような文化がない。総合職と一般職の違いなど、友人がいたから就活の情報を教えてくれて助かった。
地域ブランディングに関心がある。日本とベトナムは細長い国という共通点があるので、知識を活かしたい。それからベトナムに新幹線を導入することには反対だ。これまで鉄道は1本しかなく、インフラも整っていない。75年の独立後、封建体制からいきなり共産主義に入った国なので、資本主義の考え方は根づいていない。
日本で困ること:部屋探し。外国人が借りる場合、日本人の保証人が見つからない。留学生は大学がサポートしてくれるが、社会人になる場合は自分で見つけないといけない。自分は寮に入ることになったが、4月に就職する友人が困っている。

★第3回 2011年3月5日(土)
MIFAボランティア説明会
参加者数:56人
  • 事務局長による挨拶の後、職員による事業説明がありました。その後、活動に参加しているボランティアが体験談を語り、活動への参加を呼びかけました。大勢の方にご登録をいただきありがとうございました。新しい仲間との活動に今年も期待がふくらみます。



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