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1.目黒生活案内

外国人にとって日本社会で最初にぶつかる障害は「ことば」です。

日本語が話せても漢字やカタカナが読めない外国人は多くいます。欲しい情報はやはり母語で手にしたい、困ったときはやはり同じ国の人に相談したいという声をたくさん聞きます。

MIFAでは外国人と日本人が一緒になって生活のうえで役立つ情報を多言語で提供する活動を続けています。

スーパーマーケットで買い物をするとき、どれをかったらいいかわかりますか。安く買える日があることを知っていますか?

MIFAに来ればあなたの知りたいことがわかります。あなたの国のお友だちができるかもしれません。日本語がわからなくてもだいじょうぶ。

主なプログラム
・5月
スーパーマーケット見学
・6月 外国人優待バザー
・10月 病院見学
・1月 外国人のための防災セミナー
・MIFAフレンド(随時)

特色
・参加外国人の母語を話す通訳ボランティアが同行します(英語、中国語、タイ語、インドネシア語など)
・外国人が知りたい情報をきめ細かく提供します(MIFAフレンド)
・スーパーマーケットや病院にはMIFAから貸切バスで移動するから安心
日赤医療センター見学 日赤医療センター見学 日赤医療センター見学

外国人のための病院見学(報告)

2008年10月7日(火)13:00-15:00
病気になっても安心して病院で受診できるよう、広尾にある日赤医療センターを見学しました。

外国人のための防災セミナー
(報告)

日時: 2009年1月17日(土) 10-12AM
会場: 地震の学習館 (中央町1-9-7)

7か国、14人の外国人が「地震の学習館」にて地震体験、消火訓練、救護体験などをしました。
多言語防災マニュアル(英語・中国語・ハングル・インドネシア語・タイ語・ベトナム語)も配布しました。
マニュアルの詳細はこちら

参加者の感想
・大変ためになるプログラムです。
・煙体験と救護体験が良かった。
・火やガスを消すことが重要だと分かりました。


消火器訓練



日本とは異なる言語、文化、環境の国から来た方々が、より快適に生活できるために役立つ情報を提供したいという目的でこの情報ボランティア活動が始まりました。
私たち日本人にとって当然ということも、外国人の方々にとっては「想像もできない未知の世界」であることも珍しくありません。そんな外国人に道しるべとなるのが情報です。
情報不足のために行政を始めとする様々のサービスを受けられなかったり、不便な思いをしたり、困っている外国人の方々が私たちの身近にいらっしゃるのではないでしょうか。何か少しでもそんな方々のお役に立ちたいという思いで情報ボランティア活動に参加しました。
現在は情報コーナーの整備、充実を中心に活動しています。一つの情報が問題を解決したり、喜びをもたらすこともあります。
今後は様々な形で情報提供を行い「MIFAは情報の宝庫」と在日外国人の間で話題になるようにしていきたいと思っています。
何かのご縁で日本に来た方々。情報を通して彼らの助けになり日本滞在が充実したものになれば、日本人として嬉しい限りです。


2.外国人の話を聞く会

外国人の話を聞く会
2月10日(木)4人の外国人を招いて話を聞きました。

発言内容

1 イタリア女性の話

心理的側面から:

 総じて、日本で生活することはとてもむつかしい。自分は海外滞在の経験があるが日本に関しては特に感じる。日本語ができないというだけの理由で、子供のような存在でしかない。人に頼らないと何もできない。

 日本語が話せないだけで孤立無援、ヘルプしてくれる人がいない。友人も探せない、家庭の中だけで暮らすという寂しさがあった。(家族があれば家族だけという意味の寂しさもある)

 そういう意味では日本語教室が週1回、1時間(あるいは1時間半)は足りない。週2回、2時間など増やしてほしい。話したい気持ちは強い。教えてくれる人はずっと同じ人を望む。

 異文化に直面してとまどうことが多い。お辞儀の角度の意味は? 正月、伝統文化など。文化を知らないと非礼ですよ、この行事はこういう意味をもつ、と教えてくれる人がいるといい。日本人は“ごめんなさい(sorry)”を多用する。自分たち一人ひとりが国の文化を背負い世界に紹介する“大使”であるとの自覚が必要。

日常生活のなかで:

  物価が高い。安い場所を探すのに、外国人の間に流れている情報が非常に役立つ。
 
  品物を区別できない。(塩と砂糖、牛乳と飲むヨーグルト)日用品ひとつの購入にも苦労する。

  美容院で希望するカットを説明することができない。

  一番大変なのは病院。まず受付でどこが悪いのかを(日本語で)書くように言われ、待たされる。子供が急病の時でも症状を書いて待つように言われる。先生が英語を話せない。(国際病院でも)予約制でも長時間待たされた。子供を待たせておく間にほかの病気をもらって帰ることになる。(イタリアでは往診)医者が薬を説明してくれない。暖かく受け入れる姿勢のない医者が多い。(3分診療)良い小児科を探す方法は、公園などで子連れのお母さんを探し尋ねることかもしれない。

  交通、バス。行き先が日本語表示なので番号だけで確認しなければならない。目黒通りで98番に乗って東京駅に行こうとしたところ、目黒駅までしか行けなかった。(注:98番は東京駅南口行きだが、目黒駅止まりのバスもある)道路標識、表示(渋滞情報)も日本語のみ。信号の位置が交差点から遠すぎる。

  区役所の手続き  在留資格延長のために書類を取りにいったとき、自分は日本人の妻だが住民票に世帯の住人として記載されないことを知り差別を感じた。(住民票の摘要欄に記載は可能)

  歩きタバコが子供に危険。公園の遊具がさびついている。

  教育 4月入学時点で6歳になっていることが条件だが、自分の子供は5月生まれなので11ヶ月待つことになる。(ほぼ7歳で入学)イタリアでは最近法律が改正され5歳から就学できるようになった。人類は昔より進化したのだから子供はもっと早い年齢で学校に入れるべき。自分の子供を私学に入学させる方法もあるが教育費が高い。

  外国人が日本で妊娠したときはとても不安。とくに来日してまもなく妊娠したような場合。単に言葉上の問題だけでなく、精神面でのサポートも必要。知り合いのパキスタン女性がイスラムのために女医さんのいる病院を探すのに苦労した。

  区役所に来たらすべての情報がそろっていて、必要なものがとれるようになっていたら良い。


2 インド女性の話

  1998年、大学を卒業して結婚、夫の仕事のため来日。自分の町を離れたことがなかった。最初は千葉県に住んだが友人もいなくひとりぼっちだった。同じアパートの人と仲良くなりたかったが言葉の壁があってできなかった。ショックだった。

  日本にいる限り日本語を勉強したほうがいいという結論に達した。日本語ができなければここでサバイバルするのはむつかしい。ここは日本だから日本人は日本語を話す。日本人に英語を話すことを期待できない。外国人はマイノリティーだからマイノリティーがサバイバルすることを考える。

  サバイバルできるだけの基礎日本語を勉強する必要がある。漢字を勉強したり新聞を読めるレベルになることまで考えなくていい。

  自分のことは自分で守らなくてはならないと思った。日本語の上手な夫から自立するためにも日本語を勉強しなければならないと感じた。


3 インド女性の話

  日本に来て1年。インドで日本語を勉強してから来日したので他の人とは見方が違うかもしれない。

  しかし寂しいという気持ちは同じだった。それから、人の心がオープンでないとも感じた。病院に行った時もきちんと扱われたという満足した気持ちになれなかった。

  目黒区は努力しているようだが、マンスリーメグロにいろいろなコラムを入れてはどうか。主婦として母として必要な情報、たとえば料理や児童館、友だちづくり、保育園の行事などをのせて外国人も参加できるようにしたら寂しくならない。

  インド人はほとんどベジタリアンだが、日本では少ないのに驚いた。野菜や豆腐などの情報もほしい。

  インドのベジタリアンのために豆腐を使ったカレーの話をヒンディー語で紹介してはどうか。日本に女性雑誌が沢山あるように、外国人のための情報を紹介できないか。そのようなメディアがほしい。

  途上国から来た人間には先進国の事情が分からない。子供づれで信号を渡るときやエスカレーターに乗るときなど。日本人と日本のことを理解できるような情報があったらいいと思う。

  日本には何でもそろっている。どうやって情報を手にするかが問題。妊婦に必要な書類を区役所のような公的機関が揃えたり、先輩ママから母親教室などの情報を得られるようにしたらいい。インターネットで情報を流すのもよい。私の娘は日本に来てから吃音が出るようになった。児童館にある看板を見てある場所に行ったところ、カウンセリングを受けることができた。

  情報をいかに手に入れるかというシステムを考えたらいい。


4 フィリピン女性の話

  アメリカ人家庭のメイドを5年している。フルタイムで仕事をしているため日本語の勉強をする時間がない。日本語を話せなくても日本人には良くしてもらったので心地よく生活してきた。

  柿の木坂の坂道で犬の散歩をしていたところ、自転車に乗った子どもがスピードをあげてつっこんできた。母親も自分の自転車に乗って先に通り過ぎていたが、わたしが倒れたのを見てまず警察を呼んだ。救急車をよばずに警察を呼んだのは、私が外国人でオーバーステイだと思ったからではないか。それから友人に助けてもらって病院に行き、1ヶ月間治療をしたが直らず、腰から足先までしびれがとれない。幸い雇い主が良い人で、鍼治療をすすめてくれその費用も出してくれた。フィリピン協会に相談したが加害者は気に入らなかったらしく裁判となった。昨日調停が成立して16万円支払われることになったが、医療費はもっとかかっている。警察は自転車は歩行者と同じ扱いだという。自分としてはお金の問題ではなく誰が正しいかということを知ってほしい。

  日本は自転車が多いので自転車の法律をつくるべきだ。自転車より歩行者のほうが弱い。私は日本が好きでこれからも長く住みたいが、ほかに事故にあっている人もいるはずだ。私はこのような機会に話を聞いてもらって嬉しく思う。


5 タイ女性の話

  標識に書かれているローマ字(行き先を示す)をもっと大きい字で表示してほしい。

  バスや電車など行き先を示す標識にはふりがな(ひらがなかローマ字)をふってほしい。

  標識が出てくるのが遅い。もっと手前で表示してほしい。

  商品の値段表示をもっと大きく示してほしい。消費税込みの値段を表示してほしい。


6 その他意見

  外国人登録窓口で、MIFAに行けば情報がありますよと伝えればいい。今はバラバラになっている情報をMIFAがひとつにまとめてはどうか。





   
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