子ども通訳ボランティア

来日したばかりの児童・生徒が1日でも早く日本の生活になじみ、安心して学校生活を送ることができるよう、児童・生徒の母語で行う通訳ボランティアです。

 事業概要

来日して間もない「外国につながる子ども」が1日でも早く日本の生活になじみ、安心して学校・園生活を送れるようサポートをします。
母語による支援にて短期間で学校生活における基本的な知識を身につけ、学校習慣の理解を深めることを目的としています。

-原則的に来日して1年以内、かつ日本語の指導が必要であると判断される区立学校、幼稚園及びこども園の幼児・児童・生徒
-その他、来日後の経過年数に関わらず各校・園が通訳派遣が必要と判断した幼児・児童・生徒
(例:宿泊学習、遠足等の説明会)

授業の教科内容は通訳しません。(まとまった内容の翻訳も対象外となります。)
学校・園生活のなかで教員やほかの子どもたちとの意思疎通を中心にサポートします。

  • 支援の種類
    子ども通訳ボランティアの内容は次の2種類があります。

1.来日して1年以内の子どもを対象とする、一定期間継続して行う支援
(主に平日昼間。最大合計40時間)

2.単発の行事などでの支援
(土曜の活動の場合もあり)

  • 時間帯
    通訳の時間帯は、学校が希望する月曜日から金曜日の下記のいずれかになります。
    (土曜参観、行事等の通訳は週末に依頼がある場合もございます。)
    ①8:00-11:00

    ②11:00-13:30
    ③13:30-15:30

  • 派遣日の調整
    学校から生徒ごとに提出される複数日の通訳依頼に基づき、通訳者と派遣日程を調整します。

     (一定期間集中的に同じ子どもを対象に通訳をお願いしております。

※全ての日程に参加いただけなくてもけっこうです。また、連続する日でなくても構いません。
※ご都合で2時間しか通訳ができない場合等はご相談ください。

通訳言語

英語、中国語、インドネシア語、その他
*特に中国語は大募集中です

ご参加の流れ

①ページ下方のフォームから『子ども通訳ボランティア』にご登録ください。

②学校からの支援依頼日一覧をメールでお知らせいたします。
ご参加可能な場合、一覧のうちの何日に行くことが可能かをお知らせください。
※できるだけまとまった日数をご指定ください。
(連続でなくてもけっこうです。)

③MIFAにて調整後、ご参加いただく日程と詳細をお知らせします。

④ボランティア当日は直接学校の集合場所までお越しください。その後、先生が指示される場所で対象の子どもに付添ってご活動いただきます。
※初日のみ15分前にお越しください。

⑤通訳後は、活動ごとにMIFA宛にオンラインフォームにて活動記録をご提出いただきます。(完了)

活動に関する注意事項

※通訳業務により知りえた個人情報(相談者の氏名、学校、家族構成等)は、秘密保持を厳守してください。
※依頼主(学校など)と連絡先を交換したり、直接依頼を受けないようお願いいたします。
(学校側から直接追加の依頼があった場合は、教育委員会に相談いただくようご回答ください。)
※業務内容についてのご質問は学校ではなく、MIFAにお問い合わせください。
※相談者との個人的な関係を構築したり、恩恵を受けないようお願いいたします。
※恐れ入りますが、高校生以下の方はご登録いただけません。

ボランティア保険加入について

http://tokyo-fk.com/volunteer/volunteer.html
ボランティア保険 Aプランにご加入いただけます。
※ 保険にかかる費用・加入手続きはMIFAが負担します。会員様へのご負担はありません。
※ ご加入の際にはお名前、ご住所、お電話番号を東京都社会福祉協議会および契約保険会社に提出いたします。
※ 保障開始はボランティア登録完了の翌月からとなります。

『子ども通訳ボランティア』 登録

下記フォームよりお申込みください。
フォームの送信完了画面を持ってご登録完了となります。

Q&A

Q 交通費は支給されますか?
A 一定の謝礼をお支払いいたします。
(前日までにキャンセルとなった場合、お支払いはございません。)
活動月の翌月にご指定の銀行口座にまとめてお振込みいたします。

Q:通訳中に学校生活や子どもに関して気づいた点があった場合、どこに報告をすれば良いですか?    
 
A:教職員と直接話せる時間があるようでしたら、直接お話していただいて構いません。基本的には気になる点があれば副校長先生へお知らせください。
また、活動後には毎回オンライン報告書を送信していただきます。その際にお気づきの点をご記入ください。
Q:日本語指導(日本語国際学級通級含む)は見学可能ですか?
 
A:恐れ入りますが、日本語指導はご見学いただくことができません。

Q:学校を訪問したら、保護者が朝、学校に来ており、通訳を求められました。親への通訳は一切不可ですか?
A:児童・生徒に対する通訳が主となりますが、一時的なものでしたら、適宜状況に応じて保護者への通訳も可能です。
ただし、面談等、保護者を対象とした通訳派遣については学校を通じて教育委員会に別途ご依頼いただくようお伝えください。

Q:お昼をはさむ場合、給食を一緒に食べられますか?
A:通訳の際に給食を食べることはございません。給食時間を挟む通訳依頼の場合は事前に対応についてお知らせいたします。

Q:教員から授業の内容の通訳を求められました。どうしたらいいですか?
A:教科内容の通訳についてはお断りください。この通訳は、授業内で教員から受ける指示や周りの子どもたちとの意思疎通を促し、学校生活に慣れるための支援です。

Q:教員から(保護者向け)通知の翻訳を求められました。どうしたらいいですか?
A:翻訳はお断りしてください。児童・生徒向けのプリントの説明(書いている内容の説明)は可能です。

① MIFA協力会員登録 (既にMIFA会員の方は手順③から)
   会員制度についての詳細はこちら▶ MIFA会員制度

② 会員費納入

  年会費:1,000円(大学生500円、高校生以下無料)

Q. 登録には資格やスコア(TOEIC●点以上など)などの条件はありますか?/
 通訳の経験がなくても登録できますか?
A. 通訳ボランティアの登録は資格や経験は不問です。日本語と外国語が堪能な方でしたらどなたでもご登録いただけます。
Q. 高校生も登録できますか?
A. 高校生も登録できますが、ご応募はMIFA主催のイベントのみとなります。(学校通訳や区役所・保健所などへの通訳案件にはご応募いただけません。)
Q. どのような案件がありますか?
A. 依頼の半数以上は教育機関からの案件です。この中では、小学校での面談通訳が最も多いです。保育園の保護者会中学校の進路面談などもあります。
 このほか、保健所での母子健康診断、年に2回の目黒区の式典(大使館職員等のアテンド)通訳があります。
Q. 依頼内容について質問があります。依頼元(小学校等)に直接問い合わせて良いですか?
A. 依頼元への問い合わせはご遠慮ください。質問がある場合はMIFAにご相談ください。MIFAより問い合わせを行い、先方からいただいた回答を共有いたします。
Q. 何語の通訳が一番多いですか?
A. 2024年度は中国語の依頼が最も多いです。次に英語が多いです。
Q. 学校の先生(依頼主)から、「ぜひ次も●●さんにお願いしたい」と言われ、今後の空き日程を教えて欲しいと言われました。教えて良いですか?
A. 依頼~派遣は全てMIFAを通じて行っていますので、依頼主から直接通訳依頼を受けないようにしてください。
 名刺を渡したり個人的な連絡先を交換するのもご遠慮ください。
Q. 通訳を行った保護者が、感謝のしるしとして菓子折りを渡してきました。そして、今後も相談に乗って欲しいとSNSの連絡先を聞かれました。どうしたら良いですか?
A. 相談者から個人的な恩恵を受けないようにしてください。また、個人的な連絡先の交換もご遠慮ください。

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