日 時 | 2021年7月10日(土)13:30-15:00 |
場 所 | ご自宅(Zoomを利用したオンラインイベントです) |
トピック | 「カーボンニュートラル」 |
言 語 | 英語 |
参加者 | 外国人2名(中国*1 英国*1) モデレーター:MIFA職員*1 |
内容 | 地球温暖化による気候変動によって、北極、南極、永久凍土が融けて海面が上昇し、低地に住む人々は高波の影響を受けやすくなっている。また海温上昇により台風が発生しやすくなり、今までなかったような大雨が降り、洪水や土石流などが発生している。偏西風の蛇行により、大規模な山火事が世界各国で発生している。永久凍土の融解により、地中に閉じ込められていたメタンが空気中に解放され、地球温暖化に拍車をかけている。ホッキョクグマが氷の融解によって住処を追われたり、コアラが山火事によって住処を追われたり、熱帯雨林の消失によって固有種が絶滅し、海中では海温上昇と二酸化炭素増加による海水の酸性化によりサンゴが死滅し、二酸化炭素の回収ができなくなっている。また、熱低雨林に住む先住民族が開拓者によって住処を追われ、熱帯雨林が切り開かれ、湿度を失ったサバンナは乾燥して大規模な山火事が起きている。 このように人間を含め地球上の生き物に脅威を与える地球温暖化の原因とされているのが、二酸化炭素ほかの温暖化ガスである。二酸化炭素は化石燃料が燃焼する際に発生する。これを減らし、二酸化炭素の排出量の増減を同一量にするのがカーボンニュートラルである。前日行われたG7サミットにおいて参加国は「遅くとも2050年までにはカーボンニュートラルを達成する」という目標を確認した。しかし、果たしてこのような取り組みで地球温暖化を食い止めることができるのであろうか? 地球温暖化を食い止めるためには、個人、NGO等がインターネットで連携し、政府や企業に対して行動変容を促す必要がある。そのためには山林保全、トラスト運動など地域の山林を守る取り組みや、食品ロス削減、肉食から植物由来のたんぱく質摂取へのシフト、リサイクル、リユース、リデュース促進の取り組みなどやるべきことは多い。 |
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