【報告】留学生比較文化講座「中国語と日本語の漢字文化の違い」

日時:2024(令和6)年8月18日(日)10:00-12:30
場所:目黒区国際交流協会(目黒区上目黒2-19-15 目黒区総合庁舎別館5階)
目的:日本語と中国語では漢字文化を共有しているがお互いの意思疎通が難しいのはなぜか?本講座により、中国語と日本語の漢字文化の違いを知ることによって両者の理解を深め、相互の意思疎通の改善の一助とする。
講師:
プレゼンター:リュウ インディーさん(LIU YUNDI 劉 云笛)
ファシリテーター:シオーン ユイアーンさん(Xiong Yuang 熊宇昂)
参加者:計13名(中国*3 日本*10)※上記含む
1.中国語と日本語の漢字文化の違い
(1)漢字
日本語の漢字/中国語の漢字(簡体字)/中国語の漢字(繁体字)
(2)語彙
・日本語と漢字は同じなのに、意味が異なる
・カタカナ言葉に対応する中国語
(3)発音
・日本語は1つの音節につき母音は必ず1つ。中国語は音節によっては2つ以上。
・日本語は子音・母音のいずれも短く読む。中国語は母音を長めに読む。
・中国語には5種類の声調があり、同じ音節(子音+母音)でも、音の上がり
下がりによって意味が変わる。
(4)文法
・日本語は「主語(S) → 目的語(O) → 動詞(V)」、中国語は「主語(S) → 動詞(V) → 目的語(O)」
・日本語では「否定表現」を動詞(形容詞)のうしろにつける。中国語では前におく。
・日本語は助動詞は、動詞のあと、中国語は動詞の前。
2,中国と日本の現代書道の紹介(ワークショップ)

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